Windows PhoneはWindows Mobileの後継OSです。ゼロベースで開発されており全く新しいOSへと生まれ変わりました。互換性も無いので全く別のOSと考えた方がよいかもしれません。
Windows Phoneはクラウドを重視した設計となっており、OneDriveを有効に利用することができ、Windows 8との連携も楽にできます。また、SNSとの連携も重視されており、PeoPle HubでFacebook、Twitter、LinkedIn などのタイムラインを一気に確認したり、投稿やチェックインも可能となっています。
Officeも搭載されており、さすが純正というべきか再現性はとても高くなっています。OneDriveはもちろん、Office 365、SharePointサーバーにもアクセスできます。
しかし、肝心の端末はWindows Phone 7.5のIS12Tが2011年に発売したきり日本では一台も発売されていません。なので、日本ではWindows Phoneを触ることはおろか、見ることも殆どできないのが現状であります。
WindowsPhoneのスタート画面 |
Windows PhoneといえばやはりModern UIでしょう。ライブタイルは大中小の大きさを選べ、通知の数など様々な情報を表示することができます。
大・中サイズのタイルはバックタイルを使うことができ、一定時間ごとにクルッと回って裏と表で違う情報を表示できます。
動きもとてもスムーズで気持ちが良い操作感です。
Lumia520などのローエンド端末でもローエンド端末とは思わせないくらいスムーズに動きます。
Hub
目的ごとにHubというグループに分けられています。
例えば「誰かに連絡をしたい」と思えばPeople Hubを起動するだけで、メールはもちろんSkypeやTwitter、Facebook等で連絡を取ることがでます。既存の連絡先にTwitterやSkype等を結合することも可能です。
その人の過去のツイートや、Facebookの投稿などもPeople Hubで見ることができます。
また、People HubではTwitterやFacebookなどのタイムラインを同時に確認することができます。
ロック画面 |
Picture Hubから画像をメールで送信したり、Twitterに投稿したり、Lineで送ったりと様々なサービスへ共有することができます。
カメラで撮った写真は自動でOneDriveにアップロードすることも可能です。
ロック画面
Windows Phoneのロック画面には最大5種類までの通知の数と、一つの詳細な通知を表示できます。
また、アプリによって一定時間ごとに背景画像を変更する事が出来るので、背景画像に様々な情報を表示するアプリもあります。私の場合は天気情報を背景画像を使って表示させています。
基本的に動きのないロック画面ですが、ライブロックスクリーンを使うことにより、動きのあるロックスクリーンにすることもできます。
Action center |
Action center
通知画面です。画面上部からスワイプすると降りてきます。Wifiのオンオフ等のActionは設定で変更する事が出来ます。
また、アプリ毎に通知の音や、通知の際にバイブレーションするかどうか等を設定することができます。
IE |
Windows Phone 8.1でIE11、Windows Phone 8でIE10を搭載しています。デスクトップ版と同じレンダリングエンジンを使用しています。
Windows8のIEで開いているタブを開いたり、逆にWindowsPhoneで開いているタブをWindows8で開くこともできます。また、お気に入り、履歴、保存したパスワードも共有できます。
Webページをスタート画面にピン止めすることもできます。
WindowsMobile時代とは見違えるような進化をしており、ブラウザはInternet Explorerだけで十二分にやっていけます。
Store
アプリは基本的にストアからしかインストールすることができません。
「アプリが無い無い」とWP7の頃から言われているような気がしますが、アプリは一通りそろっています。とはいうものの、今流行りのソーシャルゲームなんてものはほぼ全滅ですので、ゲーム機としてスマートフォンを使っている人にとっては死活問題ですね。
日本ではWP8端末はおろか、WP7.5の端末でさえ1台しか発売されてないこともあり、日本国内向けのサービス用のアプリも弱いです。
日本語化されていないアプリが大半ですが、大抵は簡単な英語しか使われてないので全く問題なく使えると思います。
ソフトウェアキーボード
カーブフリック |
日本語キーボードはフリック入力とQWERTYキーボードが用意されています。
フリック入力にはカーブフリックという機能が搭載されており、濁音・半濁音・拗音・促音を簡単に入力することができます。
フリックで「ふ」を入力した状態から右に動かすと「ぶ」、左に動かすと「ぷ」が入力されます。
濁音の場合は時計回り、半濁音の場合は反時計回りに動かせば入力されます。
同期について
音楽などの同期はデスクトップ用 Windows Phone アプリ を使用します。Windows8またはWindows7で動作します。Mac用やストアアプリ版も存在します。
同期元はWindowsライブラリかiTunesかを選択することができます。
Windowsライブラリを使用する場合は適当にミュージックフォルダに音楽ファイルを入れておけば同期されます。Windows Media Playerを使うと管理が便利です。
今回はWindows Phoneの基本的な機能について簡単に説明しました。
そのうち詳しく説明していくかもしれません。
0 コメント:
コメントを投稿